EclipseCon2008のまとめ記事がInfoQに出てますね。

おっかけて無かったんですが、EclipseCon2008のまとめ記事がInfoQに出てましたね。まだ日本語に翻訳はされていないみたいです。著者のAlexさんはEclipseのクラスローダー関係の記事を書かれているかなりの猛者で、最近はMac版SWTのCocoaへの移植に力を注いでいたと思います。EclipseZoneというサイトでよく返信を書かれていました。でっかい人というイメージしかないですが、会ってみたい人の一人です。
EclipseRTやEclipseLinkの話も乗っていましたが,OSGiについてはハードウェアを交えた、AndroidやBugLabsのBugBaseなど、特にEclipseに限ったテクノロジじゃないところもデモをやっていたというのが個人的にガチでした。
最後にもまとめられていますが、今回のカンファレンスではEclipse自体はIDEではなく、Runtime、実行環境としての側面を強く打ち出しましてます。それはEquinox(OSGi)という基盤を使ったものを作っていこうという事だと思います。Bundleの連携にXMPP(ECF Jabber)を使って、分散したサービスを構成するEquinox p2みたいな物が出来上がると使いようによっては相当面白い物ができます。なんとなく興味があって最近Jabberを触ってますが、単なるWebじゃなくて、ある程度のまとまりを持ったいくつかのノード間をつなぐサービスとして面白いもんです。中身は単なるXMLの通信なので、扱いやすいプロトコルみたいです。(今のところまだその程度しか分かってません。)
それを使ってJavaインスタンスがどうやりとりされるのか、興味深く追っかけて行こうと思います。(Equinox p2はなんとなくですが単純にRPCをするだけではなさそうです。)
http://www.infoq.com/news/2008/03/eclipsecon2008