Eclipse 3.4 M6 リリース

まだ各パッケージでの配布は行われていませんが、Eclipse 3.4 M6がリリースされています。今回のマイルストーンはEquinoxがだいぶ面白いことになってます。
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まずEclipseSDKのP2P*1を使った配布が開始されました。P2Pを使うEclipseのインストーラーはEquinoxのincubatorページからダウンロードできます。*注:日本時間4/2 23:20現在不調でダウンロードができてません。*
またこれまでEquinoxには認証機構がなかったんですが、JAASを使った認証機構が追加されました。それに伴ってか、パスワードなどのデータを暗号化して保存しておくような機構が追加されました。個人的に暗号化したストレージは個人的にすごく欲しかったです。その他にもEclipseのインストールフォルダの直下に"drops"というフォルダができたらしいです。このフォルダにPluginやらFeatureやらリンクファイルを入れておけば起動時にEclipseにインストールされます。それはまぁいままでもできたんですが、起動中のEclipseの"drops"フォルダからこれらのファイル、例えばPluginを除くとその機能が実行中のEclipseから削除されるという感じの機能らしいです。まだ試してないので、ほんとにこんな感じかはわかんないですが、ちょっとしたプラグインを試してみようと言うときにとても良さそうです。
そのほかにもいろいろ面白い機能があります。Javaのエラーのホバー表示が改善されていたり、FileDialogから上書き警告ができる(いままでできなかったのかorz)みたいな基本的な機能の改善はもちろん、今回のリリースでもパンくずナビがパワーアップしてました。例えばクラスを開いているときに、子要素をそのまま表示できるようになりました!ってパンくずの意味はどこへ?みたいな実験が入ってます。

*1:実際はECF Jabberだと思われるので厳密にはP2Pじゃないはず