SubversiveをGanimede on Linuxで使うには

どこかに書いておいたと思って書いてなかったんですが、Eclipse Foundationで配布されているSubversiveは、JavaHLしか同梱されていません。JavaHLはネイティブライブラリを使ってSubversionリポジトリと通信するライブラリで、標準ではWindowsのネイティブライブラリしかついておらず、実質Linux環境でSubversiveを使うことができませんでした。
ってほんとにそうなのかと思ってニュースグループに問い合わせたところ、Linux環境でも使えるオールJavaなライブラリ、SVNKitはライセンス問題でEclipse Foundationでは配布できないので、Polarionの更新サイトから落とすといいよとのお返事が。その返信に対して、どこかのやっかみが、『え、その問題が解決されないとEclipse Foundationで配布する意味内よね』との一声が。確かにそうだと心の中で同意していたのですが、今のところそういう代替手段があるので、Linux上でEclipse Ganimedeを使いSubversiveも、って言う人はおぼえておいてください。ちなみにPolarionで配布されているSubversiveは2.0系のバージョンを語っています。Subversive Connectorsと、SVNKitフィーチャーのみダウンロードすれば使えるはずです。開発版としてSVNKit1.2.0*1も配布されていますが、そのあたりはどうぞお好きに。

*1:Subversion 1.5対応