RAPとご対面
なんだこれは?ですよ。
ブラウザの中でSWTのウィジェットがぐりぐり動いています。
RAP Getting Startedを参考にインストールするといいらしいのですが、ひねくれものの僕はそんなことをせず、CVSからpsfファイルをダウンロードして、ソースで動かしてみました。
psfファイルからインポートする方法は
- 適当なワークスペースを開く
- File -> Importを選びインポートウィザードを開く
- Team からTeam Project Setを選び、次画面で先ほど落としたpsfファイルを開く
とするとダウンロードされます。
起動するには、「Run -> Open Run Dialog」を選ぶとOSGi Frameworkのところに
「RAP Demo」が増えているはずなので、それを選び、
BundlesタブにてAdd Required Pluginを選択してください。
すると起動に必要なプラグインが追加されますので、
その後Runをしてみると下記のURLでアクセスできます。
http://localhost:9090/rap?startup=layout レイアウト例
http://localhost:9090/rap?startup=controls コントロール例
以下後で追いかけるためのメモですが、
RSP(Rich Server Platform)を元にしているので、URLハンドリングはどこでやっているのかというとorg.eclipse.rap.ui.workbenchプラグインのorg.eclipse.ui.internal.WorkbenchPluginで行っています。
SWTとパッケージの名前空間を共有することで、PluginやRCP開発者にAjaxの稼働環境を提供することを主にした環境みたいです。
なかではがりがり例外を吐いておちまくっているのですが、サーバーになっているEclipseと同一VM上で稼動している点はなんだか面白いものができそうな気がしています。