Xvncプラグインを使ってみた。
GUIのテストを含む場合、Linux環境だとXが必要だったり、Windowsだと権限のあるセッションが必要だったりする訳です。Linuxでは別のセッションを立ち上げて環境変数DISPLAYに設定して・・・みたいな事をすればできそうだったのですが、設定せど設定せどうまくいかず。なのであきらめていたんですが、いつの間にかHudsonにはXvncと連携するプラグインができていたので、利用してみました。Hudsonが動作している環境はUbuntu Linux 8.04です。LTS期限切れなので、もうセキュリティパッチが提供されないらしいので、近々いれかえようか。
インストールしておくもの
- vncserver
- imagemagick
vncserverにはvnc4serverを使いました。tightvncserverというものもあるのですが、vnc4serverの方が情報が多かったのでそちらを選択しました。
$ sudo aptitude install vnc4server $ sudo aptitude install imagemagick
これだけです。下記のコマンドを打って、インストールできている事を確認しましょう。
$ which vncserver $ which import
続いてHudson環境のセットアップをば
Xvncプラグインをインストールします。XvncプラグインはHudsonのプラグインマネージャからダウンロードできます。今日インストールしたのは下記のプラグインです。
パスワードファイルを作成しよう
インストール後、まずはHudsonの管理画面で設定を行う前に、勝手にvnc画面にログインできないよう、パスワードファイルを作成する必要があります。下記のコマンドを打ってパスワードファイルを作成してください。
$ vncpasswd /path/to/password.file
Xvncプラグインの設定をしよう
Hudsonの管理画面を開くと下記の項目が増えています。こんな感じに設定してください。
写真のコマンドは下記のとおり
vncserver :$DISPLAY_NUMBER -geometry 1024x768 -PasswordFile /path/to/password.file
ジョブにXvncの設定をしよう
Xを利用したいジョブに下記の設定をしましょう。
終了後にスクリーンショットを撮る必要がなければ、imagemagickのインストールは不要だと思われます。
と言う事でenjoy continuous testing!