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Kanban vs Scrumを訳しました。

アジャイル

InfoQ Japan 2009で講演されたHenrik Kniberg氏の「Kanban vs Scrum」の翻訳をid:wayaguchiさんと共に行いました。Henrik氏は「塹壕より Scrum と XP」の著者としても有名で、最近はカンバンについても色々話されているナイスガイです。
原本(Kanban vs Scrum)

自分はこの資料を訳すために下記の本を読みました。

アジャイルソフトウェア開発 (The Agile Software Development Series)

アジャイルソフトウェア開発 (The Agile Software Development Series)


ザ・トヨタウェイ(上)

ザ・トヨタウェイ(上)


アジャイルソフトウェア開発には、宮本武蔵の引用があり、アリスター・コーバーン氏が深く感銘を受けて付録としたため、海外ではよく引用されているようです。「武器や流派にこだわるな」と訳しているあたりです。世の中にはいろいろなプロセスはあるけれども、プロセスはあくまで仕事を回すためのツールであり、必要な場面で必要なものを選択すればよい、というようにHenrik氏は言いたいんだ、と僕は理解しました。スクラムやカンバンこそが素晴らしい、という原理主義なエバンジェリストになっちゃだめってことなんでしょうか。一緒に働くチームや、お客さんに合わせて僕等はプロセスを変える事をためらっちゃダメなんです。スクラムアジャイルの導入としてやりやすいという話を聞きますが、アジャイルやることが目的じゃなくて、お客さんにとってよりよいソフトウェアを提供する事が目的な訳です。もしお客さんがスクラムのやり方についていけないのであれば、ついていけない部分はやり方を変えて歩み寄らないといけないんじゃないかと思う訳です。
トヨタウェイは、リーンの14の原則を引用していたため、それを訳すために読みました。トヨタウェイの中にはプリウスの開発についても描かれていますが、大部屋に全ての情報を集め、2日ごとに集まって色々決めていったことで1年半という短期間で新技術を使って量産工場を作ったという物語がありました。物語の中では部署をまたいで活躍する技術者の話だったので、カンバンというよりもスクラムっぽい匂いを感じましたよ。
大部屋を作るプラクティスもプロセスに依存した話じゃないんじゃないでしょうか?>id:wayaguchiさん
僕がこのスライドから感じたことはこんな事なんですが、みなさんどんなことを感じましたか?自分たちのやり方で、こんないい方法があるんだよ、と言うものがあれば、ぜひ教えてくださいね。