いろいろ動作がおかしいGalileo on Karmic Koala

Ubuntu eclipse

まだまだ鬼門な香りがするGalileo on Karmic Koala。原因はGTK2.18の仕様変更によるものの模様。今のところ報告されているBugへリンクを貼っておこう。
https://bugs.eclipse.org/bugs/buglist.cgi?quicksearch=GTK2.18
GTKが腐ったおかげでQTへの移植熱が上がっているEclipseコミュニティ。(eSWTはQTポーティングが実験的ですが、リリースされてます。:-)3.6M2でfixされているらしいので、(自分は3.6M3で確認したけど)3.5.2リリースには修正が含まれそうですが、3.5.1にもバックポートしたいよね、と盛り上がっておりマス。
その中でも回避できる障害について、まとめておきます。

ウィザードのFinish等が押せない問題

http://d.hatena.ne.jp/y-baba/20091031/1256963590
という良エントリもありますが、自分はRCP開発もやっているので、セッションが開かれる時によびだされるよう、/etc/profile.d/にgnome-init.shというファイルを作成しました。chmod +xをしておくことを忘れると意味がないのでわすれないように。

#!/bin/sh
export GDK_NATIVE_WINDOWS=1

メニューにアイコンが消えている問題

Gnome2.28のリリースノートには

GNOME のメニューやボタンでは、デフォルトではアイコンを表示しないよう、全体を通じて標準化されました。動的なオブジェクトのあるメニューのアイテム、たとえば、アプリケーション、ファイル、ブックマーク、デバイスなどはその例外で、アイコンを表示できます。この変更によりルック・アンド・フィールを標準化し、よりすっきりしたインターフェイスをユーザに提示していきます。

http://library.gnome.org/misc/release-notes/2.28/#rnusers.cleanup

とあり、eclipseもこの影響をもろにうけます。余計なお世話な気がするんですが、世の中の流れとするとしょうがない。回避方法は

  1. gconf-editorを立ち上げ
  2. /desktop/gnome/interface/buttons_have_iconsと/desktop/gnome/interface/menus_have_iconsにチェックを入れる

とすればおk