HELP ME!とは!?

 オブジェクト倶楽部の中の人、こんぴろです。

 7/7のオブジェクト倶楽部で1セッション持つことになりました。先週素振りをしてみました。思いのほか好評です。

HELP ME!に参加したオブラブスタッフの喜びの声

本音モードの私の悩みを、他の人がズバッと斬ってくれました。信じられないぐらいの効果がありました。自分が箱を作ってそこに閉じこもっていたのかがはっきりと感じられました。素振りであることも忘れ、kompiroさんそっちのけで盛り上がる30代男性たち。終わるころには、握手をしていました。
今回は、中の人での素振りだったので盛り上がったのかもしれませんが、効果は強力です。ぜひ皆さん参加してください。私も、このワークショップに参加して、自分の悩みと喜びを分かち合いたいです。

「HELP ME!」ワークショップ - ぁまんにょですぅ〜

「HELP ME!」というワークショップの素振りに参加したんですが、良い意味で大変なことになってます。
モヤモヤしたものが上手く消化できてないや、周りに自分の悩みを上手く話せてないという人(特に 30 歳以上の人w)は、ぜひぜひ。

またまたオブラブで LT やります - ヲトナ.backtrace

そこでどういうセッションをやるつもりなのか、エントリにすることにしました。エントリにしてみる、としたのは、当日やってみるとまた違う形でやっているだろうから、ここに記すのはあくまで基本セット。

HELP ME!とは

あなたが抱えている問題は既に誰かが通っているかも知れない
あなたが通った道が、誰かにとって道を示してくれるかも知れない
問題限定のワールドカフェ

それがHELP ME!

用意するもの

  • 付箋(赤、青、黄)各色1セットずつ強粘着推奨
  • A3の紙
  • キッチンタイマー or 銅鑼と時計

大まかな流れ

HELP ME!は「2クール1ふりかえり」で行います。2枠話す時間があり、最後にふりかえる感じです。要するにこんな感じ

  1. 準備(15分)
  2. HELP ME!1(30分)
  3. HELP ME!2(30分)
  4. ふりかえり&シェア(15分)

グランドルール

  • 1枚の付箋には1つの項目に絞って書いてください。また、右下に名前を書いてください。
  • 時間が来たらアラームを鳴らしますので、次のフェーズに移ってください。
  • 責めないでください。否定しないでください。全力を尽したことを疑わないでください。
    • 自分が悩みを話しているときにされたら嫌なことをしないでください。
  • 当セッションで解決できなくても失望しないでください。提示した解決方法がうまくいかなくても逆恨みしないでください。
  • 自分の問題について考えてくれたことに感謝してください
  • 相手の状況を考えすぎずにアドバイスをしてください
  • 「うちは他と違うから」という観念は捨ててください
    • 違う文化からよい習慣を盗んでください。

準備編

 最初にA3の紙を半分におります。そして、表紙に自己紹介用のポジションシートを用意します。青い付箋に普段のお仕事、得意なこと、趣味等、書き出します。続いて表紙の真ん中に自分の名前を書いた付箋を貼り、その周りに先ほど書いたお仕事、得意なことなどを貼り出して行きます。席は適当に座ってください。オブラブの当日は3人一組+スタッフ(ファシリテータ)の予定です。

HELP ME!1回目

悩み書き書きフェーズ(5分)

 赤い付箋に悩みを書いていきます。A3の内側(中身のほう)にぺたぺた貼っていきます。特に思い浮かばない場合は他の人の悩みを見てもいいです。ただし、内容について聞いてはいけません。例えばこんぴろの場合「最近仕事でコード書いてない。かけなくなるかもしれないのが不安」とか「テストコードを書いてあるけど、仕様変更時にテストが通らなくなったとき、コード変更による修正しなければならないレッドバーなのか、テストコードの仕様に影響があったのか、わからずみんなどうしてるか聞きたい」とか。そういうのを書くと思います。

自己紹介フェーズ(5分)

 先ほど作ったポジションシートを元に、自己紹介をしましょう。気になることがあれば質問しましょう。同じテーブルに座った人、一通り話してください。

トークフェーズ(20分)

 先ほど上げた悩みの中から一番話したいことを選び、テーブルの真ん中に貼ってください。続いて、適当な人から話し始めます。話を聞いている人は、お?と思ったことを黄の付箋に書いていきましょう。また、質問もがんがんしていきます。話をした人、聞いている人は、解決できそうなねたかどうか、5段階で評価してください。(1:すぐできるよ、3:やりようがある、5:すっげーむずい)聞いてもらった人の評価が基準です。それをもとに簡単に解決できる、と思った人の話から聞いていきましょう。話すとき、先ほど書いた。「気づいたこと、アイディアが書かれた黄色の付箋」を、渡しながら話ましょう。そうすると、悩みに対していくつも黄色の付箋がもらえると思います。その中から、いいと思ったアイディアにマークしておいたり、自分の気づきを黄色の付箋に書き、貼っておきます。そうして一通り悩みについて方って、満足できたら次の人に代わり、1巡させてください。もし1巡しても時間が余った場合は次の悩みを話してください。時間になったら、悩みをA3のシートの内側に貼り、もらったアイディアは悩みの近くに貼ってA3のシートを持って次の席に移動してください。

席替え(5分)

HELP ME!2回目

1回目のように、悩みを書き、自己紹介をし、トークをします。悩みの内容は深刻であれば、同じ内容を相談してもいいでしょう。ただし、1回目にやってみたままやらなくてもいいです。自分たちで話しやすいように、やり方作り変えつつトークしましょう。

ふりかえり&シェア

セルフふりかえり

得られた知恵を元に、自分が今後悩みに対し、どうやっていくか、まとめてください。

シェア

最後に時間があれば、近くの人に、自分が悩みに対してどうやっていくか、話す時間をとりますので、話してみてください。

オブジェクト倶楽部の夏イベントの申し込みは6/29までですが、事務局にお願いするとなんとかしていただけると思うので、ぜひお申し込みください。