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OracleがつなぐEclipseFoundationとSun microsystems(EclipseCon 2008に思うこと:その2)

EclipseのプロジェクトにはEclipseLinkという名のプロジェクトがあります。別名はEclipse Persistence Services Project。永続化関係のサービスを提供するわけです。このプロジェクトからJPA 2.0のリファレンス実装を提供することになりました。。名前から気づかれた方もいると思いますが、このプロジェクトはOracleが開発していたTopLinkが元プロジェクトです。TopLinkJPA 1.0のリファレンス実装として提供されていますが、現在はEclipseProjectで開発されるようになりました。

OracleはEclipseFoundationの一員ですが、Sun MicroSystemのパートナーでもあります。だからこんな感じのプロジェクトが発足できました。今ではEclipseFoundationもJCPのメンバーの一員となっていますが、Sunは苦々しく思っているように見受けられます。

SunはJavaの生みの親であるためか、自前で再実装したプロジェクトが数多くあります。僕が何度か取り上げているOSGiも別のアイディアとしてSuん再実装を進めています。Sunはオープンソースとして発展した革新的なアイディアを吸い上げて再実装する、元々作ってきていた人を無下にするような事を繰り返してます。そうしてSunは結構敵を作っている気がするのです。

対してEclipseFoundationは各企業が協調関係を作れるような、エコシステムが作られています。似たようなプロジェクトがあったとしても、既にあるといって検討しないということはありません。ユーザーの利益のためにできる限り取り込もうとしている姿勢を保っています。

そういって進んできた二つの組織なので、やっぱり溝があると思います。その溝をOracleがうまく埋めてくれることを期待したいです。

EclipseLink Team Blog: EclipseLink to provide JPA 2.0 Reference Implementation

http://searchsoa.techtarget.com/news/article/0,289142,sid26_gci1306005,00.html