Pluginのテストを自動化するには(その3のあとがき)

えぇと、前回ちょっとズルをしてみたんですが、気づかれましたかね。とりあえずコンソールから実行するために『-configurationや-devなどの指定はEclipseから実行したときのものをコピーしてきました』が、開発中のワークスペースをそのまま使って自動化する事はほぼ「ありえません」。なぜなら、テストの自動化の目的は、CI、「Continuous Integration」ですよね。継続的に結合テストを行うことが目的です。なのである開発中のワークスペースを定期的にアップデートして、ビルドして…。という訳にはたぶんいかないでしょう。テストの自動化をするためには、自動的にプラグインをエクスポートをする環境、ビルドの自動化が出来ていて、かつ本体プラグインとテストプラグインを稼働対象のターゲットEclipseに自動的に配置できるっていうのが前提条件になります。要するに「ビルドの自動化」ができなければお話にならなさそうだというのが分かりました。
なお、期待させてくれた『eclipse-Automated-Tests-*.zip』の中を調査してみましたが、これはEclipse IDEのテストを自動化するためのフレームワークとして配布されているもので、自作プラグインのテスト自動化をしてくれるものではありませんでした。ですが、Eclipse IDEのテストがどうやって自動化されているかを見てみるのはおもしろいでしょう。今日はもう遅いので、明日ここのあたりから解説していきます。