こんとりびゅーと

id:bose999さんとLingrでチャットしていたとき、Eclipseのダウンロード数は日本は世界4位だけど、コントリビュートの件数はほとんどないって言う話をされた。

僕自身あまりコントリビュートできてこなかったけれど、勉強会を始めたことで少しずつコントリビュートできる気がしてきた。毎日はてなダイアリーで書いていることもPlug-inの開発で必要なことだったり、Eclipseを使ったアプリケーションを作るために必要なことのつもり。書いていて楽しいことももちろんあるのだけれど。(ときどきTracのこととかも書いていますが。)

日本のコントリビュートが少ない理由は、ソフトウェア産業で大きな割合を占めるのがSIのためだと思ってます。SIは元にするアーキテクチャを策定したらその上で動くことを前提に話を進めてしまいます。

「それはフレームワークが対応していないからできません」

いや、できないんじゃなくて、工数がかかるからって話でしょう。要するにお金がかかるってことなんだろうと思うんですが、コントリビュートをするなど、社会全体のこととして考えたとき、単純な金銭感覚で話を進めていいのかははなはだ疑問です。コントリビュートの件数が多ければそれも宣伝になるのではないかと思うわけです。

一応Linux界隈ではコントリビュートをするユーザーがたくさんいるのに、Java界隈ではあまり聞かれないのはやっぱり寂しい。自分も含め、そのあたりがんばっていこうと思いました。