Pluginのテストを自動化するには(その5-2-2:Eclipseのビルドをしてみた:補足)

componentの指定の方法が分かりました。コマンドの中で

-Dcomponent=[指定したいコンポーネントのフルパスを書く]

を追加してください。Windowsだとフルパスを指定する必要はないかもわかりませんが、Linux環境だとフルパスを指定する必要がありました。コンポーネントを指定すると、CVSから関連するプラグイン・プロジェクトやフィーチャー・プロジェクトをダウンロードして、ビルドを始めます。
Eclipseの標準でがプラグイン・プロジェクトの関連はマップファイルに書き込みます。マップファイルの中はこんな感じです。

!****launcher, startup.jar
plugin@org.eclipse.equinox.launcher=v20080114,:pserver:anonymous@dev.eclipse.org:/cvsroot/eclipse,
fragment@org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86=v20080114,:pserver:anonymous@dev.eclipse.org:/cvsroot/eclipse,,org.eclipse.equinox.launcher/fragments/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86

まだ中の形式について詳しく調べてませんが、『!*』で始まっている行はたぶんコメントです。で、『@』の前がそのプロジェクトがpluginか、fragmentか、はたまたfeatureなのか、『@』の後がプロジェクト(プラグイン)名、『=』の後がタグ名その後の『,』以降がCVSリポジトリの設定だと思われます。(今度形式についてはきっちり調べます。)
現在サポートしているのはCVSのみです。不便ですが、SubversiveEclipseのプロジェクトになったため、SubversionのサポートはGanymedeに含まれるかもしれません。

Rich Server Platformを使ったプラグインの例

HTTPを使ってEclipseを操作するプラグインが公開されてますね。と言っても、今できるのはリソースの更新だけですが、他にもいろいろと応用を利かせることができるでしょう。面白いなー。
http://resourcesynchronizer.sandbox.seasar.org/ja/